このページでは、世界樹の迷宮Ⅲ(リマスター)において、シノビソロで昏き海淵の禍神を倒す方法を紹介している。
実際に倒している様子は以下の動画に残している。
昏き海淵の禍神の概要
昏き海淵の禍神は、世界樹の迷宮Ⅲにおける裏ボスだ。
第1形態と第2形態に分かれているが、どちらも基本的には行動が固定されている。第1形態では、炎/氷/雷の全体攻撃のみを行い、第2形態では防御体勢と攻撃体勢を切り替えながら戦う。
第1形態においては、戦闘前に倒したFOE「禍神の触手」の本数によって、残りHPと耐性、攻撃パターンが変わる。このページでは、触手を8本中6本倒していることを前提としている。
第2形態においては、防御体勢のときは耐性が高い上に、カウンタースキルの使用が多い。一方で攻撃体勢のときは苛烈な攻撃を仕掛けてくるが、耐性が低いという特徴がある。つまり、防御体勢のときにこちらの準備を整え、攻撃体勢のときにダメージを与えるというのが、どんなパーティにおいても基本的な戦術となる。
なお、先ほど「基本的には行動が固定されている」と言ったが、ターン数をかけすぎたり、第2形態のHPが残り75/50%を下回ったりするとランダム行動となり、対処が非常に難しくなる。そのため、正攻法で戦う場合も、1ターンで大ダメージを与える手段が必要な裏ボスに仕上がっている。
使用するシノビ
なるべく高レベルのシノビを使用するのが望ましい。
今回は以下の画像のシノビを使用した。
武器は、最強(鍛冶なし)の短剣であるダンダ・チャクラを装備し、防具は着けずに属性に対する護符を装備している。護符は第1形態の属性攻撃を耐えるために必要となる。
同じ護符を2つ装備することで、その属性の被ダメージを1桁に抑えてくれる。また、護符を1つ+その属性のミストを使用することで、護符2つと同じ耐性を得ることができる。ここではFOE「禍神の触手」を6本倒していることを前提としているため、万雷の護符を2つ、業炎の護符を1つ装備している。
サブクラスはウォリアーだ。物理アタッカーであれば、ウォリアーをサブクラスにしておけば間違いないと言えるほど定番であり、シノビもその例に漏れない。
スキルに関しては、必須のものを以下にまとめた。
スキル説明 | |
---|---|
分身 | HPとTPを消費して、空き枠に分身を出す |
多元抜刀 | 分身が多いほどダメージが上昇するランダム多段攻撃スキル |
猿飛 | 使用したターン、自身への物理攻撃を無効化するスキル |
チャージ | 次に行う物理攻撃を強化する |
狂戦士の誓い | 使用時にHPを大きく消費するが、3ターンの間、物理攻撃力を上昇させる |
リマスター版では、チャージの効果がターンを跨いでも保持される。例えば、チャージ→狂戦士の誓い→多元抜刀という順番でスキルを使用したとしても、多元抜刀にチャージの効果が乗るようになっている。チャージを使った次のターンに攻撃しなければならないという制約がないため、非常に使いやすい。
なお、シノビの固有スキルである「煙りの末」は必須ではない(アムリタを使えば良いため)が、シノビを使うなら取得しているはずだ。
使用するアイテム
アイテムに関してはほとんど必要なく、ミストが1つだけあれば良い。
効果 | |
---|---|
耐熱ミスト×1 | 敵味方全体の炎耐性を上昇させる |
ブレイバント×1 | 物理攻撃力を上昇させる |
アムリタ×1 | TPを回復する |
ここではFOE「禍神の触手」を6本倒していることを前提としているため、耐熱ミストを使用する。1つしか装備していない護符と同じ属性のミストを選ぶ必要があり、護符1つとミストを合わせることで、当該属性の被ダメージを1桁にすることができる。
ブレイバントやアムリタに関しては、十分に育ったシノビを使用する場合は必要ないが、育ちきっていないシノビの場合は必要になることがある。
シノビソロで昏き海淵の禍神(第1形態)を倒す手順
昏き海淵の禍神(第1形態)は、炎/氷/雷の全体攻撃のみを使用する。ただし、FOE「禍神の触手」の本数によって行動のローテーションが変化する。
以下は世界樹の迷宮3Wikiより拝借した、触手の本数による攻撃パターンの変化を示した表だ。
触手残り本数 | 攻撃パターン |
---|---|
0本 | 炎→氷→雷 |
1本 | 氷→雷→炎 |
2本 | 雷→炎→氷 |
3本 | 炎→雷→氷 |
4本 | 雷→氷→炎 |
5本 | 氷→炎→雷 |
6本 | 雷→炎→氷 |
7本 | 氷→雷→炎 |
8本 | 炎→氷→雷 |
注意しなければならないのは、昏き海淵の禍神(第1形態)はターン終了時に触手を復活させることがあるのだ。すると次のターンから攻撃パターンが変化する。
注目したいのは、残り本数が2~4本のときだ。2本/3本のときの最初の2ターンはどちらも雷か炎、4本のときの最初のターンは雷だ。つまりうまく行けば、雷と炎の対策さえしておけば完封できる。そこでここでは、8本中6本の触手を前もって倒しておき、残り2本にしてある。
さて、以下は各ターンでのシノビの行動を記した表だ。
基本的にはこれで上手く行くが、2ターン目終わりに初めて触手が復活した場合は、4ターン目に分身をして、5ターン目に多元抜刀を使うと良い。新しく出た分身には耐熱ミストがかかっておらず、炎攻撃を耐えられないからだ。
忍1 | 忍2 | 忍3 | |
---|---|---|---|
1t目 | 分身 | – | – |
2t目 | 分身 | 耐熱ミスト | – |
3t目 | チャージ | 分身 攻撃(炎攻撃の場合) | 分身 攻撃(炎攻撃の場合) |
4t目 | 多元抜刀 | – | – |
シノビソロで昏き海淵の禍神(第2形態)を倒す手順
第2形態も第1形態と同様に、行動が完全に固定されている。残りHPが75%を切った時点でランダム行動に変わるのだが、今回は1ターンで全HPを削り切るため関係のない話だ。
以下は第2形態の行動パターンだ。ここに記載しているのは第2形態に変化してからのターン数だが、ゲーム上ではターン数が第1形態から引き継がれていることに注意。
行動 | |
---|---|
1t目 | 身構える(カウンター) |
2t目 | 身構える(カウンター) |
3t目 | 混沌への誘い(全体攻撃+回復) |
4t目 | 身構える(カウンター) |
5t目 | 深淵への供物(回復) |
6t目 | 攻撃体勢に移行 デモンレイジング(ランダム8回攻撃) |
7t目 | ライジングクロー(全体攻撃) |
7ターン目までしか記載していないのは、7ターン目で倒すからだ。
以下は各ターンでのシノビの行動を記した表だ。攻撃力やTPが足りない場合は、防御の代わりにブレイバントやアムリタを使えば良い。
7ターン目に、チャージと狂戦士の誓いが乗った5分身多元抜刀を使えば、昏き海淵の禍神(第2形態)を一撃で仕留めることができる。
忍1 | 忍2 | 忍3 | 忍4 | 忍5 | 忍6 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1t目 | 分身 | – | – | – | – | – |
2t目 | 分身 | 分身 | – | – | – | – |
3t目 | 猿飛 | 猿飛 | 猿飛 | 猿飛 | – | – |
4t目 | チャージ | 分身 | 分身 | 防御 | – | – |
5t目 | 狂戦士 | 防御 | 防御 | 防御 | 防御 | 防御 |
6t目 | 猿飛 | 猿飛 | 猿飛 | 猿飛 | 猿飛 | 猿飛 |
7t目 | 多元抜刀 | – | – | – | – | – |